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てのひら - TENOHIRA

作詞/作曲 遠藤雅美

てのひら遠藤雅美
00:00 / 04:31

【楽曲制作】MASAMI ENDO

歌詞は、実体験が重なっていることもありますが、当然様々な人の話や観察したりの想像も混ざっているし、
よもや交霊師系に言葉が降りてくることも多々あるので(笑)、全てが私の人生の記憶から書いているわけではないです。

 

 

この曲を作ったのは20年前。
当時の歌詞は、色々な意味で若気の至りで、好きな人に弄ばれて捨てられた女子の心の叫びを書いた、過激で訳が分からないものでした。

それから10年経った頃に初姪っ子が産まれました。
その後すくすくと育ち、長女は5歳、次女も3歳になった頃。
ある日、彼女達がお風呂場で、その曲を大合唱している動画が妹から送られて来ました。
嬉しい反面、過激な歌詞の意味も全く分からないまま、アンパンマンの歌を歌う如くまっすぐに気持ち良さそうに歌っている彼女達に、

私は絶句。
「色を失う」やら「堕ちてしまう」やらを母親に「どういう意味?」と質問してくるも母親、上手く答えられず。
これはあかんやろ、と、歌詞を書き直す事にしました。(汗)

とても意義のある曲にリニューアルできたと自負しています。
何しろ、安心して子供たちが熱唱できますから。(笑)

【映像制作】KATSUKI AKINAGA

「アニメーションを作りたい。」
その一言から始まった、てのひら。

制作期間はおよそ半年。
何度も言葉を交わし、絵コンテを重ねて、少しずつ物語の輪郭を描いていきました。
一人のアニメーターが、何万枚もの絵をひとつひとつ描き上げてくれました。
静かで、でも確かな情熱に支えられた時間。

イメージの出発点は、雅美さんの記憶――
彼女が生まれ育った北海道の風、光、空の匂い。
その感覚を言葉にしてもらい、私たちはその言葉をアニメーションに変えていきました。

想像が想像を呼び、形のない記憶が、すこしずつ色と線を持ちはじめる。
そして気がつけば、スクリーンの中に小さな世界がそっと息をしていたのです。

時間と、技術と、センス。たくさんの手と心でつくり上げた、渾身の一作。
「てのひら」という名の、やさしい物語が、ここに完成しました

YouTube
Full Movie

tenohira_omote.jpg

ディスコグラフィー

DISCOGRAPHY

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